SCBスタッフブログ
生前贈与の活用について
2015年9月30日
今回は、相続対策の王道、生前贈与についてのお話です。 現在、贈与には大きく「暦年課税制度」と「相続時精算課税制度」があるのはご存知のとおりです。 このうち、原則となる暦年課税について、発想を転換してみましょう。 「いくら贈与税がかかるか」ではなく、「いくら受贈者に渡せるか」と考えるのです。 贈与税の速算表は次のとおりです。 基礎控除110万円を控除した後の課税価格に応じて、累進税率となっています。
課税価格(基礎控除後) | 一般 | 20再以上のものへの 直系尊属からの贈与 |
||
税率 | 控除額 | 税率 | 控除額 | |
200万円以下 | 10% | – | 10% | – |
300万円以下 | 15% | 10万円 | 15% | 10万円 |
400万円以下 | 20% | 25万円 | 15% | 10万円 |
600万円以下 | 30% | 65万円 | 20% | 30万円 |
1000万円以下 | 40% | 125万円 | 30% | 90万円 |
贈与金額 | 贈与税額 | 負担率 | 手取額 | 手取率 |
110万円 | 0 | 0% | 110万円 | 100% |
200万円 | 9万円 | 4.5% | 191万円 | 95.5% |
300万円 | 19万円 | 6.3% | 281万円 | 93.7% |
400万円 | 33.5万円 | 8.4% | 366.5万円 | 91.6% |
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